製作方針
こんにちは。 th麻雀牌制作委員会『レトロスペクティブ“天和”』代表のカザミサキです。 今回、東方麻雀牌、という壮大な企画を行うにあたって、まず一番大切にしたかったことは 『僕らは麻雀がやりたい』 これでした。 東方キャラクタが描いてある麻雀牌を眺めて、手牌をみて、河をみて、和り手をみて、東方キャラクタの魅力を堪能する。 そういうただの観賞用グッズにしたくなかった。 『僕らは麻雀がやりたい』 『東方キャラで、麻雀がやりたい』 実際、観賞用グッズとしての完成度を高めるのなら、もっと多くのキャラクタを存分に牌に含めることができました。 中張牌(2〜8の牌のこと)にもキャラクタを描けば、都合21キャラも登場させることができます。 そうして、毎順変わるキャラクタを並べて楽しむ。そんな楽しみ方もあったかもしれません。 しかし、そうするなら例えばドンジャラでもよかった。 もっと簡単に制作でき、配布できるトランプでもよかった。 まだないグッズがいいなら、ウノでもいい。 将棋なんていうのもおもしろそうだ。 でも、それらは全て麻雀じゃない。 とにかく、『麻雀をする』ということに拘った場合、中張牌にもキャラクタを入れるとどうなるか。 単純に、手牌が、わかりにくくなる。 想像してみてください。今の手は ルーミア・美鈴・美鈴・レミリア・橙・アリス・妖夢・ミスティア・うどんげ・うどんげ・霊夢・文・文 ここに小町をツモってきました。 これで自分の手がどういう形になっているか判断がすぐにできるでしょうか? ツモる度に、えっと、このキャラは……と考えていては何をしたいのかわからない。 その対策を考えた結果、思い切って中張牌はキャラクタではなくす、という結論にいたりました。 そして、公九牌をキャラクタに当てるにあたっても、ただ適当にあてたのでは、やはり1ワンはえっと……となってしまう可能性があります。 そこで、牌の種類ごとに、関連付けを行った結果が、今回の牌のキャラクタ打ち分け(詳しくはキャラ割り当てのページに明るい)です。 今回の牌のキャラクタ打ち分けは、東方グッズとしては最高ではないかもしれません。 ですが、東方麻雀牌として、最良のものにできたと思います。 東方麻雀牌。 ぜひ、麻雀牌で東方麻雀を楽しんでください。 |